倫理委員会では、日本小児看護学会第35回学術集会において、テーマセッション「病気や障がいをもつこどもたちの生活、守られていますか？～こどもが“ありのまま”でいられる臨床実践について、みんなで考えよう～」を開催いたします。

倫理委員会では2024年度に「病気や障がいをもつこどもたちの生活、守られていますか？」というテーマで大規模実態調査を実施しました。この調査は、病院や施設に入院・入所している「こどもの生活」に焦点をあて、こどもたちの権利が守られている／守られていない実態、その実態に影響する要因は何かを明らかにし、こどもの権利を守る臨床実践の実現のために克服すべき課題を提示することを目的としました。
今回、結果の一部を速報として共有させていただきます。そして現場における倫理的課題解決に向けた第一歩を踏み出すための方略について、参加者の皆様と一緒に考えて参りたいと思います。病気や障がいをもつこどもたちが生活するあらゆる場で、あらゆる立場からこどもの看護の実践、教育・研究に携わる方に、ご参加いただけますと幸いです。

【開催日時】2025年７月6日(日)　14：25～15:45
【場所】TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口６F　第4会場（ホール6A）
【内容】
〈第1部〉研究の概要の報告と課題の提示
〈第2部〉グループワーク
　「食べる」「排せつ」「清潔」「活動と休息」「遊びと学習」「家族や仲間との　関わり」の中から、参加者の皆様がそれぞれに興味のあるテーマに分かれ、こどもの権利を守るための臨床実践、困っていること、工夫について話し合います。
【お問い合わせ先】
倫理委員会事務局
Email：ethics@jschn.or.jp